水道代

水道代を節約!お風呂で簡単にできる節約術5選

普段の生活で水道代が最もかかるのは、どこでしょうか?
ズバリ、お風呂です!

当然、住んでいる人数にもよって差はありますが、
お風呂が水道代に大きくかかわっていることは言うまでもなく明らかですね。

そこで今回は、お風呂を使う上での水道代の節約方法をまとめました!
できそうなものがあれば、ぜひ実践してみてくださいね。

ざっくり把握したい方は、↑に簡単な資料を作りましたのでご参考に。
(音は出ません。読み込みに時間がかかるかもしれません)

お風呂の残り湯を活用する

水道代を節約したいなら、残り湯を活用することは大変役に立ちます。

浴槽のお湯は、1人用のもので200リットルくらい入ります。
また、一般家庭用や広めのものだと250リットルほど。

これを毎日捨ててしまうのは、もったいないですね。
活用する方法としては、いくつかあります。

  • 洗濯に使う
  • トイレの水として使う
  • 植物の水やりに使う
  • 家の掃除に使う

オススメは、洗濯する時の水道水を残り湯に変えることです。

残り湯洗濯用の機能がついた洗濯機などもあるようなので、
ご自身で使っている洗濯機を確認してみてください。

残り湯機能が付いていない場合には、
バスポンプやバケツを使用して残り湯を洗濯機の中に入れる必要があります。

「わざわざバスポンプやバケツを買わないといけないの?」と思うかもしれませんが、バスポンプでも2000円以下で購入可能。
洗濯を毎日する家庭であれば、月に約600円もの水道代がかかります。
3カ月程度で元が取れるので、買っておいて損はありません。

バケツだと毎回手間がかかりますし、何より労力がかかりますので
専用のバスポンプを購入することをおすすめします。

残り湯を使用することで、衣類が縮んでしまったり、
入浴剤を含んでいるお湯であれば衣類に色移りする可能性もあります。
気になる方は、縮みや色移りすると困る衣類だけ別でまとめたり、
入浴剤は控える等の工夫をしてみてください。

お湯をかさ増しする

少ないお湯で入浴するために、ペットボトルに水を入れるなど
かさ増ししてみるのも良いでしょう。

かさ増しするために水道の蛇口からペットボトルに水を入れるのは本末転倒です。最後に使ったお風呂のお湯を使うのが良いかと思います。
毎回ペットボトルを洗わずにそのままにすることは衛生的ではないので、お風呂に入り終わったら残り湯を活用して洗浄し、ペットボトルの水を入れ替えるのもありですね。

また、浴槽にペットボトルを敷き詰める必要はなく、
お風呂に入ったときに邪魔にならない程度に置けば十分です。

2リットルのペットボトル10本で、20リットル。
地域によっても違いますが、20リットルの水道代は約5円ほどです。

毎日入る方であれば月に150円くらいは節約できますが、
これを大きいとみるか、小さいとみるかは人それぞれかもしれません。

ペットボトルの中に、おもちゃや飾りを入れたりして楽しむのも良いですね。
辛い思いをして節約しても続きませんので、「どうやったら楽しく節約できるか」を考えてみてください。

半身浴をする

当然ですが、お湯の量を減らすことができれば節水になります。
そこで、全身浴から半身浴に変えてみるのは、いかがでしょう。

仮にお湯の量が半分になれば、
月に300円ほど、年間では4000円弱の水道代を節約することができます。

ぬるめのお湯につかることで、ガス代の節約にもなり一石二鳥。
半身浴で、より健康的になれば一石三鳥ですね。

余談ですが、一時期テレビ等で「半身浴は効果がない」と紹介されていました。
半身浴では、汗はかく一方で毒素・老廃物は汗には含まれず、
デトックス効果やダイエット効果は期待できないということのようでした。

確かに汗の成分は、ほとんどが体内の水分ですので、
デトックス効果やダイエット効果はないのかもしれませんが
体内の塩分が調節されることで高血圧やむくみ改善にはつながるかと思います。

少なくとも全く意味がないというわけではないので、
もし試してみて、合わなければ全身浴に戻すというやり方で良いでしょう。

シャワーヘッドを変える

生活習慣を変えず、できる限り簡単に節水したい方であれば
シャワーヘッドを節水タイプに変えるのが一番手っ取り早くオススメです。

  1. 節水タイプのシャワーヘッドを購入する
  2. 普段使っているシャワーのヘッドを外す
  3. 購入した新しいシャワーヘッドを取り付ける

流れとしては本当にただ付け変えるだけですね。
シャワーのヘッド部分は回して取り外せるはずなので
経験がない方でも数分とかからずに試せるかと思います。

購入するシャワーヘッドにもよりますが、
これだけで、シャワーから出る水量を半分ほどに減らせる効果があります。
中には最大で70%もの節水効果ができるシャワーヘッドも!

また、半身浴と同様に、水道代が減るだけでなく、ガス代の節約にもつながります。
ガス代と合わせると月に700円くらいは節約できそうです。

商品の価格については、1,000円のものから2万円以上するものまでありましたが
5000円~6000円程度のシャワーヘッドが一番バランスが取れている印象ですね。

6000円のシャワーヘッドだと少し高価な感じもしますが、
1年くらいあれば一般的な家庭であれば元を取ることができる計算です。

シャワーだけを使う(一人暮らしの場合)

この方法は、一人暮らしの方の場合となりますが、そもそもお風呂を使わずに
シャワーだけを使うということを検討してみてもいいかもしれません。

東京都水道局による「東京都水道局平成28年度生活用水実態調査」では、
シャワーは、1分間に約12リットルの水が出るそうです。

一人暮らしの方であれば、仮に10分間シャワーを使い続けたとしても120リットル。
お風呂の場合は、お湯を張るだけでも約200リットルが必要となりますので
シャワーのみにした方がかなりお得となります。

こちらもガス代の節約につながり、短時間で浴室から上がることを考えると
浴室の電気代の節約などにもつながります。

夏はシャワー、冬は節水しながらお風呂を使う等、
季節に応じてやり方を工夫してみることもありかと思います。

二人暮らしであれば、シャワーのみの場合とお風呂の場合とでは大差はなくなります。また、三人以上のご家庭であれば、体を洗う時などにお風呂のお湯を利用すれば、シャワーではなくお風呂にした方がお得になります。