皆さん、突然ですが質問です!!
サブスクリプション(通称サブスク)は、いくつ契約していますか?
「え~とあれと…これと…」
ぱっと答えられる方は、あまり多くないのではないでしょうか。
・定額サービスだから料金が分かりやすい!
・利用期間中は商品を使い放題だからお得!
上記理由から多く契約していませんか?
サブスクは、うまく利用すればとても便利なサービスですが、少額がゆえについつい多くのサービスを利用してしまいがちです。
最初は、節約にもなるからと始めたサービスも気付けば、あまり利用していないのに月額数万円支払っているなんてことも…
今回は、使い方によって浪費にも節約にもなるサブスクとのうまい付き合い方について紹介します。
私生活に入り込むサブスク
皆さんは、どんなサブスクを利用していますか?
下記、映像配信サービスおよび音楽配信サービスは、かなり利用している方も多いのではないでしょうか。
私の友人で、アマゾンプライムビデオ/ネットフリックス/フールー全て契約している者もおります。
【映像配信サービス】
Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)
Netflix(ネットフリックス)
Hulu(フールー)
【音楽配信サービス】
Spotify(スポティファイ)
Apple Music(アップルミュージック)
LINE MUSIC(ラインミュージック)
定額の月額料金を支払えば、映画やドラマが見放題、様々なアーティストの楽曲が聴き放題なのは、とても魅力的なサービスですよね。
DVDやCDを1枚購入する金額で、1万本以上のコンテンツを見ることができ(アマゾンプライム)、5000万曲以上の楽曲が聞けるため(スポティファイ)、以前と比べるとかなり便利になり、費用も抑えられるので節約につながったという方も多いかと思います。
ただし、サブスクを活用して節約するつもり浪費になってしまっているなんてことも…
サブスクは、普段からよく利用する方にとってはとても良いサービスです。しかし、最初は利用していたけれど、最近は全く利用しておらず、解約せずにほったらかしになっているなんてことはないでしょうか。
少額がゆえにずるずると契約したままにしておくと、大きな出費となってしまいます。
月額980円だとしても、半年そのままにしておくと約6000円にもなります。
サブスクに潜む罠
現在は、様々なサービスがサブスクリプションに移行しています。
先に挙げた映像配信や音楽配信の利用者は多く、他にもYouTubeをより使いやすくしてくれるYouTube Premium(ユーチューブプレミアム)、Nintendo Switchのゲームがもっと楽しく便利になる有料サービスNintendo Switch Online(ニンテンドースイッチオンライン)など、多くのサービスを併用している方がほとんどだと思います。
ご自身の利用しているサービス合計で年間いくらかかっているかお分かりでしょうか。
上記のサービスを全て利用したとして、年間の総額を計算してみましょう。
・Amazon Prime(アマゾンプライム)
月額500円/年額6,000円
・Spotify(スポティファイ)
月額980円/年額11,760円
・YouTube Premium(ユーチューブプレミアム)
月額1,180円/年額14,160円
・Nintendo Switch Online(ニンテンドースイッチオンライン)
月額306円/年額3,672円
年額合計35,592円
※年額契約はせず、月額費用×12か月にて算出
各サービスの料金について、個別には安いと感じますが、年間にかかる費用として算出すると高く感じるのではないでしょうか。
「年間11,760円で音楽が聴き放題!!」と打ち出されるよりも、「毎月たったの980円で音楽が聴き放題」と言われたほうが、かなりお得な感じがしますよね。
このように、企業は私たちが利用しやすくなるようキャッチーな言葉とともに、数字のマジックを使い、サービスを利用するように促してくるので要注意です!!
「30日間無料!」「2か月間無料!」
この言葉に誘われて契約したがいいが、解約するのを忘れていて半年間ずっと課金されたままだった…そんな経験がある方も少なくないでしょう。
節約しよう!貯金しよう!と決意して、家計簿をつけて食費を削ったりしているにも関わらず、意外とこういった出費に関しては、後回しにしがちです。
それに、身の回りには、そういったことに考えがいかないよう罠が多く張り巡らされているので要注意です。
例えば、皆さんがお使いのスマートフォン、数年に1回新しい機種に変更している方も多いかと思いますが、こんな言葉言われたことはありませんか?
「この月額500円のオプションをつけることで、●円分相当の保護シールが無料になるのでおすすめですよ。この月額300円のオプションをつけると~~途中で解約すれば大丈夫です。」
こうした話は、たいてい長い説明の後に出てくることが多く、サービス内容は全く分からないけど、お得(節約)になるならとりあえず入っておこうとなりがちです。
たしかに決められた期間が終了したタイミングで解約をすれば、お得(節約)になりますが、クレジットカードによる自動更新のケースが多く、私たちがそのまま利用するよう設計されているのでメモをしておくなど気をつけましょう。
うまく使えばお得(節約)になるサブスク
さて、もちろんサブスクがダメだというわけではありません。自身の利用頻度が高いサービスのサブスクをうまく活用することで、通常に支払うよりも節約につなげることができます。
今回は、うまく使えばお得(節約)になるサブスク6選を紹介いたします。皆さんご存じのサービスからそんなサービスもあったんだというものまで、
おすすめ1:Amazon Prime(アマゾンプライム)
節約につながるおすすめサブスクの1つ目は、Amazon Prime(アマゾンプライム)です。こちらは利用している方も多いのではないでしょうか。
・プライム会員なら数多くの映画やTV番組を追加料金なしで楽しむことが可能
・プライム会員なら追加料金なしで音楽聴き放題
・便利なお急ぎ便や日時指定便の配送特典を無料で何度でも利用可
Amazonをよく利用される方にとっては、配送料が無料になる点はかなり魅力的な点です。消耗品をAmazonで買われている方にとっては、必須のサブスクと言えるでしょう。
Amazonでペットボトルの水を1ダースを買うことで1本あたり49円になるなど、コンビニやスーパーと比べるとかなり節約になります。
お店には企業の戦略によってあらゆる誘惑が用意されています。
目の着くところに美味しいそうな食べ物が置いてあり、レジの横にはつい手が伸びてしまう商品が陳列されています。
Amazon Prime(アマゾンプライム)をはじめとしたネットショップを上手く活用することで、手間と思わぬ出費を防ぐことが可能です。
おすすめ2:Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)
サブスクのおすすめ2つ目は、Amazonの提供する200万冊以上の書籍が読み放題となるKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)です。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true
皆さん、読書はされますか?
新型コロナウィルスの影響により自宅で過ごすことが多くなったため、最近になって読書をするようになった方もいるかもしれません。そんな方は、ぜひ利用してください。
本1冊購入しようとすると1,500円程度かかりますが、月額980円で何冊でも制限なく読むことができます。毎月1冊以上本を購入しているのであれば、利用しない手はありません。
自身のスキルアップはもちろん、知識習得かつ節約にもつながるため、おすすめです!
仕事が忙しくてなかなか読んでいる暇がないという方には、下記もおすすめです。
・audiobook(オーディオブック)-書籍の聞き流しができる
・Flier(フライヤー)-書籍の要点だけを短い時間でさくっと学ぶ
https://www.flierinc.com
おすすめ3:GALLEIDO SANITARY MEMBER(ガレイド サニタリー メンバー)
こちらは、なんとマスクのサブスクです。こんなものまであるのかと、最初は私も驚きました。
https://savinglife.jp/variable/subsc_daily.html
新型コロナウィルスの流行により、一時期は1枚数百円にも高騰していたマスクですが、なんと1枚18円で利用することができ、かなりお得になります。
コストが安いことはもちろんですが、定期的にマスクを届けてくれるため、買い忘れを防ぐこともできます。マスクが切れてしまい、コンビニや薬局までいたたまれない気持ちで買いに行く…そんな必要がなくなります。
通常、60日もしくは90日サイクルで配送されますが、使用しない場合には手続きを行うことで、その月の配送をスキップすることが可能となります。
また、配送予定日の1週間前までに連絡すれば、簡単に解約もできるのでデザイン等にこだわりがないのであれば使わない手はないでしょう。
おすすめ4:POTLUCK(ポットラック)
POTLUCK(ポットラック)は、手づくり料理を手軽に受け取ることのできるサービスです。
https://www.pot-luck.jp
毎日ごはんをつくるのは大変ですよね。特に一人暮らしをしている方の中には、全て外食している方もいらっしゃるかもしれません。
外食ばかりだとお金がかかるし、なにより栄養が偏りがちです。栄養バランスの取れた料理を食べたい!!手づくりのあたたかい料理を食べたい!!そんなときにポットラックはおすすめです。
お昼ごはんにも夜ごはんにも利用ができ、1食あたり490円から利用ができます。
「高い!」そんな声も聞こえてきそうですが、普段あまり自炊をしない方にとってはかなりコスパの良いお得なサービスと言えるでしょう。
現在は、渋谷と茅ヶ崎での展開のみのため、エリアが限られてしまいますが、ランチに1000円近くかかる渋谷付近にお住いの方、かつ自炊をしない方にとっては、かなり節約になるため検討してはいかがでしょうか。
おすすめ5:every pass(エブリーパス)
毎月定額でお好きなドリンクを1日1本受け取れるサブスクサービスです。(現在は応募停止中)
https://everypass.acurepass.co.jp
駅で見かけるacureの自動販売機限定となりますが、月額2,480円で1日1本好きな飲料を購入することができます。先紹介したAmazonにて大量にペットボトル飲料を購入する、水筒を持ち運ぶことに比べるとやや高め…
ただし、30日毎日利用することで1本あたり約82円と自動販売機やコンビニで購入することと比較をすると節約ができます。
なによりも豊富な種類からその日飲みたいものを選べる点は、Amazonでの大量購入にはない大きなメリットの1つだと思います。
おすすめ6:MECHAKARI(メチャカリ)
月額定額で人気ブランドの新品洋服が借りホーダイとなるサブスクです。
https://mechakari.com/
借りられる洋服はすべて新品で、洋服を楽しんだあとはクリーニング不要で返却することが可能です。返却するとまた新たな洋服が借りられるという仕組みになっています。
同時にレンタルできる洋服の枠数によって月額が異なりますが、1枠あたり1,960円~利用が可能で、洋服が気に入った場合には少し安い金額で購入することも可能となっています。
最近は、外出の機会が減り洋服を買わなくなったという方にとっては、コーディネートを見たうえで実際に着用し、気に入れば購入、気に入らなければ返却できる点は魅力な点です。
買ったは良いけど結局数回しか着ていないなど、ヘビーユーズするアイテムが決まっている方も多いと思います。そんな方には、一度利用してから購入するかしないかを決められるのは、大きなメリットです。
買ったのに着ていないという浪費を防ぎましょう。
こちらも類似サービスがありますので、ご自身のイメージに近いサービスを利用してみてください。
・airCloset(エアークローゼット)
https://www.air-closet.com
まとめ
サブスクの登場によって、色んなサービスを便利に利用できるようになった反面、気付かぬうちに大きな浪費になっている場合があります。
サブスク利用が浪費となるか、節約となるかは私たち次第です。
今回紹介したサブスクの他にも意外と知られていないサービスや人によってはかなりお得になるサービスがありますので、ぜひ1度自身で調べてみて下さい。
第一に、まずは現在利用しているサブスクを洗い出し、必要のないサービスは解約をしましょう。
そのうえで自身にあったサービスを見つけ、お得にサブスクを利用しましょう!!