ガス代

【一人暮らし】ガス代を半額に!?今日からできる簡単ガス代節約術

「うちのガス代、一人暮らしなのになぜか高い!」
「外出自粛でガス代が高くなってしまった…」

とお悩みではありませんか?

新型コロナウイルスの影響で、家で過ごす時間が増えたため、同じ悩みを抱えている方はとても多いです。

外食の機会が減り、一人暮らしの方は家で料理を作ることが増えたかもしれません。

そのため、ガス代が高くなってしまい困っている方も多いのではないでしょうか。

今回は一人暮らしのためのガス代節約術について紹介していきます!

今回ご紹介する方法を使って、なんと年間約6,000円~10,000円のガス代を節約することが可能です!!

ぜひ参考にしてみてください。

一人暮らしのガス代の平均はどのくらい?

全国の一人暮らし世帯のガス代の平均は、年間約11,630円です。
(出典:総務省統計局 家計調査 2020年4月~2021年3月

月ごとの全国平均はこちらになります。

2020年4~6月 3,155円
2020年7~9月 2,380円
2020年10~12月 2,533円
2021年 1~3月 3,562円

もちろん、お住まいの地域によってガス代に違いはありますが、
こうしてみると、夏場に比べて冬場は約1.5倍もガス代が高いことが分かります。

あなたの1か月のガス代と比べてどうでしたか?

「やっぱりうちのガス代高いな…」

そう思ったあなたに、今日からできる簡単なガス代の節約術についてご紹介します。

一人暮らしのガス代が高くなる原因は?

一人暮らしのガス代が高くなる理由は、主に2つあります。

・自炊をする
・お湯を沸かす(お風呂、料理、洗い物)

ガスを使う場所は、主にお風呂とキッチンです。

今日からできるガス代の節約術について、お風呂編とキッチン編に分けてご紹介していきます。

ガス代の節約術①お風呂編

一人暮らしのガス代のほとんどは、お風呂で使われていると言っても良いでしょう。

まずは、お風呂でできるガス代の節約術についてご紹介します。

節約できる金額が大きい順に紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

追い焚きをしない

ガス代が高くて困っている方は、追い焚きが原因かもしれません。

追い焚きをしないことで、年間約6,190円ものガス代の節約になります。
(毎日1回追い焚きをした場合と、追い焚きをしない場合とで比較)

なかでも、自動でお風呂の温度調節をする機能がついている場合は注意しましょう。

お風呂のお湯が冷めてきたら、自動的にお湯を沸かしてくれる便利な機能ですが、これはオフにしておくことをおすすめします。

お湯がたまったら、できるだけ早く入浴するように心がけましょう!

すぐに入れない場合は、浴槽にフタをするとお湯が冷めにくくなります。

シャワーの時間を短くする

シャワーの水を出しっぱなしにしていませんか?

シャワーの時間を1分短くするだけで、年間約2,070円の節約になります。

シャワーのお湯は、過去の記事でも取り上げましたが1分間に12リットルも出るのです。
意外と多いですよね…!

こまめにシャワーを止めることは水道代の節約にもなるので、心がけてみてください。

節水シャワーを使う

シャワーヘッドを節水のものに交換してみましょう。

節水シャワーを使うと、年間約1,773円のガス代を節約できます。

節水シャワーは普通のシャワーと比べて、水量を約半分に減らすことができる優れものです!

ガス代だけでなく、水道代の節約にもなるので、ぜひ活用してみてください!

節水シャワーヘッドについては、こちらの記事でも取り上げてますのでぜひ目を通してみてください。

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お風呂のお湯を少なくする

浴槽にためるお湯の量を少なくすることで、ガス代を節約することができます。

一般的なお風呂にためるお湯の量は、150~200リットルです。
これだけの量のお湯を沸かすとなると、かなりのガス代がかかります。

浴槽たっぷりにお湯を入れているという方は、お湯の量を浴槽の6~7分目くらいまでにしてみてはいかがでしょうか。

お風呂のお湯が少ないのが気になる方は、水を入れたペットボトルを浴槽に入れることでかさ増しすることも可能です。

シャワーだけで済ませる

毎日浴槽にお湯をためるより、週に何日かはシャワーで済ませた方が、ガス代の節約になります。

とはいえ、疲れをとったり、体をしっかり温めたりするために、湯船につかることは大切です。

無理のない範囲でやってみてくださいね。

お風呂での節約術については、過去の記事も参考にしてください。

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ガス代の節約術②キッチン編

お次はキッチンでのガス代節約術についてご紹介します。

一人暮らしのキッチンでかかるガス代は、主にガスコンロと洗い物のお湯です。

こちらも節約できる金額が大きいものから順にご紹介していきます!

食器洗いは低温で

給湯器の温度設定が高いと、ガス代が高くなります。

できれば冬場の寒い時期以外は、洗い物でお湯は使わない方が良いです。

お湯を使う場合は、温度を2℃下げてみてください。

給湯器の設定温度を40℃から38℃にすることで、年間約1,430円の節約になります。

さらに、以下のようなこともガス代の節約なります。

・ゴム手袋をつけて洗い物をする
・ため洗いをする

ゴム手袋をつければ、冷たい水でも平気ですね!
冬場でもお湯を出さずに洗い物ができます。

ため洗いは、お湯を使うときにおすすめです。
お湯を沸かし続ける必要がないので、よりガス代を節約することができます。

電子レンジ・炊飯器を活用する

電子レンジや炊飯器など、ガスを使わない調理方法を取り入れてみましょう!
ガス代を大幅に節約することができます。

特に、野菜の下ごしらえは電子レンジを活用してみましょう。

例えば、じゃがいもを茹でる時に、ガスコンロと電子レンジ、それぞれかかる料金を比べてみると、下記の通りとなります。

ガスコンロ:年間約1,540円
電子レンジ:年間約590円
(出典:経済産業省 省エネルギー庁 省エネポータルサイト)

電子レンジで下ごしらえをすることで、年間約950円のガス代を節約できることが分かります。

最近は電子レンジや炊飯器を使ったレシピがたくさんあります。
肉じゃがは炊飯器で作ると、絶対に失敗しないし、味が染みてとってもおいしいですよ…!

しかも、材料を入れて放置するだけなので、とっても楽です。
一人暮らしの方は積極的に活用してみましょう!

ただ、炊飯器は長時間保温したままにすると、電気代がかかってしまうので注意しましょう。

【炊飯器を使ったレシピはこちら】
https://cookpad.com/search/炊飯器

炎がなべ底からはみ出さないようにする

なべ底からはみ出ている炎=ムダ遣い、と考えましょう。

水1リットルを沸騰させるとき、強火ではなく中火にすることで、年間390円のガス代を節約できます。

強火を使わなくてもほとんどの料理は中火でできます。
できるだけ中火で調理するようにしましょう。

さらに、弱火でじっくり調理できる煮込み料理は、中火よりもさらにガス代がかからないので、一人暮らしの方はぜひ取り入れてみてください。

鍋を使う前に水気をふき取る

洗ったばかりの鍋やフライパンを、濡れたまま火にかけていませんか?

その水気を飛ばすのにガス代が余計にかかってしまいます。

しっかりふき取ってから火にかけるようにしましょう。

大きい鍋を使う

実は、小さい鍋よりも大きい鍋を使った方が、はやくお湯を沸かすことができるんです。

大きい鍋は火のあたる面積が大きく、熱の伝わりが良いからです。

時短になるので、忙しい一人暮らしの方は取り入れてみてはいかかでしょうか。

落し蓋を使う

調理の際は、鍋蓋や落し蓋を使うようにしましょう。

熱を逃がしにくくすることで、火を使う時間を短くすることができるので、ガス代を節約することができます。

電気ケトルを使う

一人分のお湯を沸かすのなら、コンロを使うよりもガス代の節約になり、電気代もそれほどかかりません。

ガスコンロよりも早くお湯を沸かすことができるので、積極的に使ってみてください。

ただし、長時間保温にすると電気代が高くなってしまうので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、今日からできる一人暮らしのためのガス代節約術についてご紹介しました。

はじめにお伝えした通り、今回ご紹介した節約方法をすべて実践することで、年間約6,000円~10,000円のガス代を節約することが可能です。

毎日の小さな積み重ねが、年間で大きな節約になることが分かりました。

みなさんも、ぜひ今日からやってみてくださいね。

 

【出典】
・総務省統計局 家計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=2&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023&tclass4val=0

・経済産業省 省エネルギー庁 省エネポータルサイト
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#6