「大学生になって一人暮らしを始めたけど、食費高すぎ!」
「食費の節約ってむずかしい…」
とお悩みではありませんか?
特に、最近一人暮らしを始めた方だと、食費をはじめとした生活費の管理に苦戦する方も多いかもしれません。
大学生は勉強やアルバイトなどで忙しいですし、節約も頑張ろうとして途中で苦しくなって続けられない、ということがよくあります。
節約はしたいけど、できるだけ無理のないやり方がいいですよね。
今回は、そんな忙しい一人暮らし大学生のみなさんに向けて、食費を節約するためのポイントを、3つに絞ってご紹介します。
この3つを意識するだけで、毎月の食費がグンと変わります!
決して難しい節約方法をご紹介するわけではないので、長く続けられますから安心してください。
ぜひ参考になさってください。
一人暮らしの大学生の食費の平均はどのくらい?
まずは、一人暮らしの大学生が、毎月の食費にいくらかかっているのか見てみましょう。
全国大学生活協同組合連合会が実施した「第56回学生生活実態調査」によると、全国の一人暮らし大学生の食費は、1か月平均24,570円とのことです。
(出典:全国大学生活協同組合連合会 第56回学生生活実態調査の概要報告 2020年データ)
あなたの一か月の食費と比べてみて、どうでしたか?
平均よりも食費が高かったという方は、まずはこれから紹介する節約方法に目を通してみましょう。
「これなら簡単にできそう…!」と思うものが、1つでも見つかれば幸いです。
食費が高くなる原因は?
食費が高くなるのには何かしら原因があります。
すべての人に当てはまるわけではないですが、主な3つの原因を挙げてみました。
次の3つのうち、1つでも当てはまるものがある方は、食費の使い方に注意が必要です…!
食費が高い原因1: 予算を決めていない
毎月、食費をどれくらいにするか決めていますか?
「安い食材を選ぶようにはしているけど、予算は立てていない」という方も少なくないかもしれません。
ですが、できるだけ安い食材を選んでいても、予算を立てておかないと結局食費が高くなってしまうことがあります。
ある程度で良いので、予算を立てておくことで、無駄なものを買ってしまうことを防ぐことができます。
食費が高い原因2:頻繁にスーパーへ行く
あなたはスーパーに行く日にちを決めていますか?
「明確に決めていない」という方もいれば、自炊をあまりしない方だと、「その日に作る予定のものを毎回買いに行く」という方もいるかもしれません。
ですがこれは、食費が高い人がやってしまいがちな間違いのひとつです。
「安いから」といって必要のないものを買ってしまったり、食材をうまく使い切ることができなかったりして、買い物の効率が悪くなってしまいます。
食費が高い原因2:コンビニでついで買いをする
あなたはどのくらいの頻度でコンビニを利用していますか?
飲み物や昼食を買う際に利用する人が多いと思います。
コンビニでの1回の購入金額はそこまで高くないかもしれません。
ですが頻繁に利用すると、出費が重なり大きな金額になります。
例えば、1日500円コンビニで買い物をする生活を30日続ければ、合計15,000円の出費になります。
1か月1万円なんて、あっという間に超えてしまうことが分かりますね。
コンビニは便利ですが、節約のためにはあまり頻繁に利用することは避けたいところです。
食費を節約するための3か条
「実際に食費を節約するために、まず何から始めたらいいのかな?」と悩む方も多いかもしれません。
冒頭でお話ししたように、「この3つさえ続ければ生活が変わる!」というものを厳選しましたので、ご紹介します。
第一条:予算を決める
あなたの1か月の食費はいくらかかっていますか?
先程、食費が高くなる原因の一つに「予算を立てていない」ことがあるとお話ししました。
まずは、1か月にどれくらい食費がかかっているのかを把握しましょう。
そして、大体で良いので1か月の食費の予算を立ててみましょう。
毎月、食費に使う予算を決めておくことは、節約の第一歩です。
予算を立てる上で見てほしいポイントは3つあります。
・毎月どれくらい食費にかかっているのか?
・1か月のスーパーで使った金額(自炊費)はいくらか?
・1か月の外食費はいくらか?
そして、予算を立てる際には「自炊費」と「外食費」に分けて考えましょう。
なぜ自炊費と外食費を分けるのかというと、その方が楽に節約ができるからです。
節約のため、「外食はせず毎日自炊をしよう!」と試みても、その大変さに心が折れてしまうかもしれません。
「毎月このくらいは外食してもよし!」というルールを作っておくことで、無理のない節約生活を長く続けることができます。
そうすることで結果的に良い節約効果が期待できます。
特に、最初の1か月は達成しやすい金額設定にすることが大切です。
予算や目標を立てて物事に取り組むことについて、大学生のうちに学べる絶好の機会だと思って取り組んでみましょう!
第二条:特売日にまとめ買いする
あなたは、どのくらいの頻度でスーパーに行っていますか?
週に3日以上スーパーに行っている方は、ムダ遣いをしている可能性があるので注意が必要です。
食費を節約するためには、「まとめ買い」が基本だと言われています。
まとめ買いのポイントは以下の4つです。
・スーパーに行く回数は、週に1,2回にする
・特売日に買い物をする
・献立は決める必要なし!
・野菜コーナーではなく、お肉コーナーから先にみる
さらにこれらのポイントについて詳しくお話していきます!
献立は決める必要なし!野菜コーナーではなく、お肉コーナーから先にみる
献立は特に決めずに、買った食材で調理をすることで節約につながります。
ですが、こんな心配があると思います。
「食材が使い切れるかな?」
「食材が足りなくなったら、また買い足すのは面倒じゃない?」
そんな心配を減らすために、以下のポイントを意識してみましょう!
買い物をする時のコツは、野菜からではなくお肉コーナーから見ること!!
多くのスーパーは、入り口付近に野菜売り場があることが多いです。
なので、一番初めに野菜からカゴに入れる習慣のある方が多いのではないでしょうか。
ですが、メインの肉や魚を先に選んでおくことで、いざ料理する時に献立に困ることはほぼありません。
第三条:作り置きする
「疲れたし、今日は家にご飯がないから、コンビニで買って帰るか~」
「バイト終わりでお腹すいたけど、帰ってから自炊する気力ない…。」
一人暮らしの大学生の方には、誰しもこのような経験ってあると思います。
しかし、食費の節約のためには、できるだけコンビニで買うのは避けたいですよね。
そんな時、作り置きがあれば、家に帰って電子レンジで温めるだけで、おいしい料理が食べられます。
いつもお昼ごはんに学食やコンビニを利用したり、外食をしたりする方は、作り置きしたおかずをお弁当にするのも良いです。
立派なお弁当を作らなくても良いです。
おかずだけ持って行って、おにぎりはコンビニで買うなど、少しだけでも外食費を減らすことで節約になります!
「毎週〇曜日は作り置きをする!」
と決めておくと、継続できて良いかもしれませんね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回お話ししたのは、「一人暮らしの大学生のための、食費の節約術」でした。
《一人暮らし大学生のための食費節約の3つのポイント》
・「自炊費」と「外食費」に分けて予算を立てる
・特売日にまとめ買い
・作り置きする
食費の節約は、無理をしないことが大切です。
また、ネットスーパーを活用することも食費節約には有効です。
こちらは過去の記事にまとめてますので、参考にしてみてください。
自分を苦しめたり、健康を損なったりしないように気を付けながら、長く続けられる節約方法を身につけていきましょう!